アダルトチルドレンやHSPのため
うつ、気分低下、不安、頭痛・吐き気などの身体症状といった
メンタルに不調があると
あ~嫌だなあ、辛いなあ、消えて無くなってくれないかな~
と誰しもが思うものです。
では、どうしたらこういった「苦痛」を取り去ることが
できるのでしょうか?
ずばり、「苦痛」に抵抗しないことです。
「苦痛」を放っておく、ということです。
痛みには、うつや気分低下、不安といった感情の痛みと
頭痛や肩こり、腰痛など身体の痛みがあります。
こういった痛みを「一時的苦痛」と言ったとしましょう。
確かに痛みというものは感じて存在します。
一方で、この一時的苦痛に心が抵抗する場合があります。
嫌だー、何とかしたい、なんとか消し去りたい
という場合です。
しかし、このように心が抵抗すればするほど生じるのが
「二次的苦痛」であり
これが「本物の苦痛=苦しみ」なのです。
身体の痛み、うつ、気分低下そのものは確かに存在しています。
しかし、人の心は苦痛を無くしてしまいたい、
対処しようと心は動いてしまうものです。
こういった痛みや苦痛を何とか取り除こう
何とか無くそうとしたい、
とジタバタ抵抗しようとすればするほど
苦痛はさらに増幅してしまうのです。
よって、「苦痛」に抵抗しないこと
「苦痛」を放っておくこと
が大切なのです。
そして何より重要なのは
「苦痛」に抵抗しようとしている心があるということ
「苦痛」を放っておけないという心が存在していること
をそっと気付くことです。
ジタバタしようとしている心に気付くことで
「苦痛」もおとなしくなって、やがて小さくなっていきます。