アダルトチルドレンやHSPの方の中には
嫌だなーという感情、気分悪いなーという感情が起こる方は多いのではないでしょうか。
そういった不快な感情をどうしたらコントロールできるでしょうか?
消し去ることができるでしょうか?
ずばり感情を感じて、出し切るのです。
どうしても自分にとってマイナスと思われる不快な感情に対して
つい、シャットアウトしてしまいがちになります。
その感情は無かったもの、見なかったふりにしてしまうのです。
このような感情の「見なかったふり」と「コントロール」は全く違います。
シャットアウトする=コントロールとは違うことです。
「我慢」することでもありません。
感情とは天気のようなもの。
晴れたり、曇ったり、嵐が来たり、という自然現象と同じように
単なる内に起こる自然現象なのです。
そのような、現象としての感情に、いちいち一喜一憂しない
感情にとらわない、ということがとても大事です。
嫌な不快な感情にとらわれてしまっているときに
有効なのは「意識して感情を感じて、出し切る」
ということです。
感情を吐き出すことは、感情を浄化するとも言えます
具体的には、感情を『言葉』にすることです。
感情を見つめて、言葉にすることで、その感情は解放されます。
これをカタルシス効果といいます。
そのためには、誰かに定期的に吐き出すこと、聞いてもらうという方法もありますし、
「嫌だなあ」「悲しいなあ」「悔しいなあ」
というように感情を言葉にしてひとり言を言ってもよいのです。
最近、頭の中にモヤモヤとする、感情があったとしたら
いちばん引っかかっている感情を1個みつけ、
それを言語化します。
辛い、悲しい、心配だ
といった感情があるとしたら、
その感情にいちばんピッタリする言葉を当てはめるのです。
それを口で言葉にして吐き出すこと。
これが感情の浄化=カタルシスにつながります。
なるべく感情に我慢しないこと。
とても大切なことです。